日本人として大活躍したメジャーリーガーと言えば野茂英雄、イチロー、松井秀喜ら、現在なら大谷翔平の名が出るところだが、MLBの選手たちに抜群の知名度を誇る人と言えば、石橋貴明だ。4月30日にABEMAで放送されたMLB情報番組「MLB石橋貴明スタジアム」で、石橋は殿堂入りが確実視される名選手から、出演した映画によって「すげえ見てたぜ!」と興奮気味に語りかけられたエピソードを紹介した。
日本のプロ野球だけでなく、MLBにも精通している石橋は、1994年に公開されたMLBを題材にした映画「メジャーリーグ2」、続編で1998年公開の「メジャーリーグ3」に、インディアンス(現ガーディアンズ)の日本人助っ人選手「タカ・タナカ」として出演している。全米でヒットした映画だったこともあり、MLBの選手たちにも石橋の名は広く知れ渡っている。
以前、日米野球のために来日し挨拶をしたのが、メジャー史上7人目となる3000安打・500本塁打を記録したタイガースのミゲル・カブレラ。引退後には殿堂入りが確実と言われているスタープレイヤーだ。石橋の顔を見るなり「ちっちゃい時に(映画を)見てたぜ!」とフレンドリーに語りかけて来たという。
これには番組の視聴者からも「ミギーはフレンドリー」「さすがタカ・タナカ」「すげぇ知名度」「メジャーリーガータカ」といったコメントが続々と寄せられていた。なおMLBジャーナリストのAKI猪瀬氏によれば、カブレラは日本メディアに実にオープンな選手だそうで、自分だけでなく他の選手を取材したいと申し出た時、快くその選手の手を引いて連れてきてくれたという秘話も明かしていた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)





