将棋のお～いお茶杯王位戦挑戦者決定リーグ・紅組の最終戦が5月2日に行われ、豊島将之九段（32）と伊藤匠五段（19）が午前10時から対局を開始した。3勝1敗同士の対戦で、勝者は挑戦者決定戦の進出もしくは同じく3勝1敗の近藤誠也七段（25）が勝利した場合のプレーオフが決まる。
【中継】お～いお茶杯第63期王位戦 挑戦者決定リーグ紅組最終戦 豊島将之九段 対 伊藤匠五段
豊島九段は、2007年4月に四段昇段。竜王戦1組（1組以上：9期）、順位戦A級（A級以上：6期）。タイトルは6期、棋戦優勝は5回。昨年度は竜王、叡王の2つのタイトルを失い無冠に転落したものの、各棋戦の最上位で戦い続ける実力者。2022年度はタイトルホルダーへの復帰が目標となる。
伊藤五段は、2020年10月に四段昇段。竜王戦6組、順位戦C級1組。昨年度は新人王にも輝き、55局で45勝10敗、勝率.818で将棋大賞の勝率一位賞にも輝いた。次世代のタイトルホルダーとして、大きな期待を背負う若手棋士だ。
現在のタイトル保持者は、最多の五冠保持者である藤井聡太王位（竜王、叡王、王将、棋聖、19）。昨期は豊島九段との七番勝負を制した。
持ち時間は各4時間で、先手は伊藤五段。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
（ABEMA／将棋チャンネルより）
