大谷翔平、球審の微妙なタイムに“ズッコケ” モーション途中の出来事に「え？！」「そこで！？」困惑の声解説は故障リスクを指摘

【MLB】レッドソックス0－8エンゼルス（5月5日・日本時間6日／ボストン）

　エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・投手」で先発出場し、今季3勝目（2敗）を挙げた試合の6回裏、ここまで10奪三振の“快投”を続ける大谷の良いリズムが崩れかねない球審による微妙な間でのタイムがあった。投球モーションに入り、投げる直前に起こった出来事に大谷も思わず“ズッコケ”のリアクションを取ると、「え？！」「そこで！？」など視聴者から困惑の声が多数上がった。

【映像】球審のタイムに“ズッコケ”る大谷翔平

　6回裏、1死ランナー2塁で迎えたのはレッドソックスの5番・バードゥーゴ。2-2の平行カウントから大谷が投球モーションに入り、投げようとした直後にそれは起きた。バードゥーゴが突如、タイムを要求。球審がこれを認め、投球は仕切り直しとなった。本来では認められないようなタイミングでのタイムに、大谷は思わず“ガックリ”と体勢を崩し、首を垂れるような仕草に…。スタジアムの観客からはどよめきの声が上がった。

　この出来事に試合を中継したABEMAで解説を務めたAKI猪瀬氏は「これはちょっと、認めないほうがいいですよね。大谷だからじゃなくてね、これをされるとピッチャーの方は故障するっていうリスクが出てきてしまいますからね」と解説。実況の上野智広氏も「ちょうど足を上げた瞬間とタイムの瞬間が同じような感じでしたが」と腑に落ちない様子だった。このシーンに視聴者も反応。「なんや今の？」「えー？！！」「そこで！？」など驚きと困惑の声が殺到した。

　それでも大谷はペースを乱すことなく、バードゥーゴを82マイル（約132キロ）のカーブでセカンドゴロに打ち取ると、続く6番・コルデロはショート・ベラスケスの好守もありショートライナーに抑え、この回を無失点で切り抜けた。なお試合は8-0でエンゼルスが勝利、大谷は今季3勝目を挙げている。また打者大谷としても4打数2安打で1打点、1得点でチームの勝利に貢献している。（ABEMA『SPORTSチャンネル』）