将棋の名人戦七番勝負第3局は5月7日、福岡県福岡市の「アゴ-ラ福岡 山の上ホテル&スパ」で1日目の対局が行われている。渡辺明名人(棋王、37)に斎藤慎太郎八段(28)が挑戦する今シリーズ。名人が3連勝で突き放すか、斎藤八段の反撃か、本局の戦型は「角換わり」となった。
【中継】第80期名人戦七番勝負第三局 1日目 渡辺明名人対斎藤慎太郎八段
第2局では渡辺名人が後手番の角換わりで斎藤八段を圧倒した。第3局でも角換わりを選んで連勝を狙う。1日目の昼食休憩までに互いに早いペースで指し進め、後手番の斎藤八段は馬を作って臨戦態勢に入るなど、盤上はすでに中盤戦の様相を呈している。
両者ともに居飛車党で長時間対局でも高勝率を誇るが、序盤研究に定評がある渡辺名人に対し、斎藤八段は終盤の粘りと寄せの力が光る。どちらがどの局面で攻勢に立つかで、勝敗の行く先も大きく変わりそうだ。なお両者の対戦は過去に14局あり、渡辺名人が10勝4敗とリードしている。
持ち時間は各9時間の2日制で、先手は渡辺名人。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
【午前のおやつの注文】
渡辺明名人 ガトーフレーズ(イチゴケーキ)、アイスカフェオーレ
斎藤慎太郎八段 季節のフルーツとグロゼイユのソルベ、温茶
【昼食の注文】
渡辺明名人 佐賀牛ハンバーグステーキ
斎藤慎太郎八段 にぎり鮨盛り合わせ
【昼食休憩時の残り持ち時間】
渡辺明名人 8時間30分(消費30分)
斎藤慎太郎八段 6時間53分(消費2時間7分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)