【MLB】エンゼルス3-7ナショナルズ(5月7日・日本時間8日/アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・DH」で先発出場した本拠地の試合で、150キロを超えるストレートが顔面スレスレを襲って“あわや”大乱闘かという一触即発の事態が発生。しかし、最悪の事態を回避した相手打者の紳士的な振る舞いに対して称賛の声が多く寄せられた。
問題の場面は0-4とナショナルズが4点をリードして迎えた4回表の攻撃。2死ランナーを一、二塁とし、打席には9番のロブレスが入る。対するエンゼルスの先発・ロレンゼンが投じた3球目は94マイル(約151キロ)の真っすぐ。しかしこれがロブレスの顔面付近にすっぽ抜けると、思わず大きな声を上げたロブレスは転がるようにして直撃を回避した。
場内が騒然となったこの場面。先月27日(同28日)にはカージナルスとメッツの一戦で、カージナルスの4番・アレナドへの一球が同じく顔面付近に。この一球をきっかけに両軍入り乱れる大乱闘に発展しており、スタジアムには緊張が走った。
体を起こしたロブレスは片膝をつくと、グッと歯を噛みしめるようにして耐える表情を見せた。この状態はしばらく続いたが、次の瞬間、右手でポンポンと2度自身の胸を叩いたロブレスは「大丈夫。気にするな」といった仕草を見せてその場を穏便に収めて見せた。
その後、リプレー映像にはそんなロブレスの仕草に対してひとつ頷き、何やら言葉を口にするロレンゼンの姿も。対応次第ではあわや大乱闘といった真剣勝負ゆえの緊迫する場面。ロブレスの行動に対して、試合を中継したABEMAの視聴者からは「紳士的」「必死に耐えてるw」「怒らないいい人だ」「危ない」「怖っ」など、驚きと称賛の声が多数寄せられた。
なお、20連戦真っただ中のチームは、中盤までの失点を挽回できずに惜しくもこの試合を落として4連勝ならず。20連戦での勝ち越しも明日以降に持ち越し(10勝6敗)となった。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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