<大相撲五月場所>◇二日目◇9日◇東京・両国国技館
荒れる夏場所か。先場所優勝の関脇・若隆景(荒汐)と大関・御嶽海(出羽海)が初黒星を喫し、館内は騒然となった。
大関挑戦に向けて足固めにもなる今場所。若隆景は、前頭三枚目・玉鷲(片男波)との取組で、立ち合いから攻めに出るが、引き落としで敗れた。玉鷲は連勝。ABEMAで解説を務めた元横綱・大乃国の芝田山親方は「若隆景が圧力をかけたいところを、玉鷲は上手く左にスーッと抜いていきましたね」と勝因を分析した。
御嶽海は小結・豊昇龍(立浪)に押し出しで敗れた。豊昇龍は1勝1敗。場所前インタビューに応じた御嶽海は11勝4敗で終わった先場所を振り返り「プレッシャーとかもなく、久々に楽しめた場所でした」と語っていたが、芝田山親方は「御嶽海は今日何もできてないですね。攻める体勢は一つも取らせてもらえてなかった」「大関という大きな看板を背負っているからには、“楽しい”とかではなく、いかに自分の相撲を取るかというのを考えながらやってもらいたい」と厳しいコメントを残した。
一方、黒星スタートとなった横綱・照ノ富士(伊勢ヶ濱)は、前頭筆頭・高安(田子ノ浦)を小手投げで下し、1勝目。高安は連敗となった。
大関・貴景勝(常盤山)は、前頭二枚目・霧馬山(陸奥)を寄り切りで下し初日。霧馬山は1勝1敗。大関・正代(時津風)は、前頭二枚目・琴ノ若(佐渡ヶ嶽)に突き落としで敗れ2連敗。一方の琴ノ若は2連勝を飾った。
(ABEMA『大相撲チャンネル』)
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