<大相撲五月場所>◇三日目◇10日◇東京・両国国技館
前頭八枚目・照強(伊勢ヶ濱)と前頭九枚目・栃ノ心(春日野)の一番で、照強が大柄な栃ノ心を持ち上げる一幕があった。館内には拍手が飛び交い、視聴者からも「すげえ」「おいおいマジかよ」といった驚きの声が続出した。
身長169センチ・体重111キロの小兵として知られる照強。一方の栃ノ心は身長192センチ・体重168キロの巨体の持ち主だ。立ち合い左上手を取りにいった照強は、上手く回り込んだものの、相手にまわしを取られると吊られるような体勢に。だが右下手を離さず必死の防戦を展開。その後、右上手を深く掴んだ相手に再び吊られたが、これも耐えた照強は、逆に栃ノ心の巨体を持ち上げ、客席からは大きな拍手が沸き起こった。勢いがついた照強はそのまま力強く寄り切って2勝目となる勝ち星を挙げた。敗れた栃ノ心は初日から3連敗。
小柄な照強が栃ノ心を持ち上げるシーンに、ABEMAで実況を務めた田中大貴アナウンサーも思わず「一瞬、照強が引き上げてクレーンの状態になりましたね」とポツリ。同じく解説を務めた元関脇・栃煌山の清見潟親方は「栃ノ心は両まわしを取りましたけど、さすがにあそこからだと吊りづらい。照強が上手く取りましたね。密着した距離感もよかったです」と分析すると、VTRを眺めながら「ちょっと浮きましたからね」と口にした。
体格差をものともせず攻める照強の姿に、視聴者からも「これはすげえ」「ビックリ」「おいおいマジかよ」「小型クレーン」「見てるこっちも力入る」「逆に持ち上げたw」と驚きや称賛の声が相次いで寄せられた。
(ABEMA/大相撲チャンネルより)
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