2年前の王者チームがまさかの編成変更 U-NEXT Piratesが強いられる荒波の再出航/麻雀・Mリーグ
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 プロ麻雀リーグ「Mリーグ」には、チーム編成に関する様々なルールがある。チームは男女混成の3人ないし4人で構成され、各チーム90試合のレギュラーシーズンは、1人の出場試合数が10試合以上、45試合以内と決められている。そして編成に関わる大きなものとして「ファイナルシリーズに2年連続で同じメンバーで進めなかった場合は、翌シーズンに編成を変更する」ことがあるが、初の適用になるのがU-NEXT Piratesだ。2019-20シーズンには初優勝を果たした4人が、わずか2年で編成変更。来シーズンは、離れるメンバーの悔しい思いを持っての再出航になる。

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 データ重視の理論派雀士が揃うパイレーツだが、優勝した翌年の2020-21シーズンはレギュラーシーズンで僅差の7位で敗退。メンバー変更を行わずに臨んだ2021-22シーズンは、セミファイナルシリーズに進出はしたものの、ファイナルシリーズには届かず6位で敗退した。瑞原明奈(最高位戦)がMVPに輝いたシーズンで、メンバーが1人以上チームを去ることになるとは、誰も思っていなかったところだろう。

――今期の振り返りをお願いします。

 石橋伸洋(最高位戦) レギュラーシーズンも負けてしまって、セミファイナルが最後の活躍の機会だったんですけど、活躍できず、残念というだけです。

――セミファイナルシリーズ、最終盤で敗れた際には涙もありました。

 セミファイナルでかなり期待されていたのはわかっていたので、チームもそうですし、ファンのみなさんもたくさん声をいただいて、そこで負けてしまったのは悔しい気持ちでいっぱいです。

――瑞原さんはレギュラーシーズン大活躍でMVPにもなりました。

 瑞原明奈(最高位戦) 貴重な経験ができたシーズンだったかなと思います。選択がいい方向に転んでいる時期だからこそ見つかった課題もあったので、またいろいろ調整しようという感じです。

――ポストシーズンは一転して苦しい期間となりました。

 瑞原明奈 短期間のものなので、長く苦しい時間が続いたという感覚ではないんですけど、やっぱり大事なところで結果を出せなかったという感想です。

――リーダーとして今期の振り返りをお願いします。

 小林剛(麻将連合) 僕個人の成績はそんなに悪くなかったんですけど、もっと稼げたポイントがたくさんあるんですね。あれは押しておけばよかった、あれは降りておけばよかった、押しすぎた。結果はたまたまよかったけど、僕だけじゃなくて4人とも、もっとなんとかできたかなというのはいっぱい感じました。

――ポストシーズンの短期決戦での難しさもありましたか。

 小林剛 セミファイナルもレギュラーも、もっと稼げたと思うので、セミファイナルにたまたま負けは集中しましたけども、積み重ねた結果がちょっと届かず、という結果です。自分たちの甘い点もたくさん見えたし、他のチームの人を見てもすごいですよね。自分たちにはできないすごいプレーをいっぱい見せてもらいました。勉強することはたくさんあるなと思います。

――朝倉選手はレギュラーシーズンをプラスで終えました。

 朝倉康心(最高位戦) レギュラーシーズンはぎりぎり少しプラスで終えられたんですけど、セミファイナルで3回出て全部マイナスで、あまりいい成績で終われなかったです。ただ過去のシーズンで一番準備をして臨んで、選択も一番後悔がない年でもあったので、悔しいという気持ちはあるんですけど、悔いはあまりないです。

――ルール上、来期はチーム構成を変えなくてはいけなくなりました。現時点で発表できることがあればお願いします。

 木下尚監督 まさに検討中で、まだ具体的に発表できることはありません。

――今期の振り返りをお願いします。

 木下尚監督 今シーズンもファイナルがすごい接戦でもつれて、本当になんであちら側(ファイナル)にいられなかったのか、という思いでいっぱいです。改めて過去4シーズンを振り返って、ファイナル進出が4分の1ということで、今年は「実力の証明」をテーマに臨んだんですけど、真摯にその結果を受け止めています。これからチーム構成を考えるにあたって、チームカラーもチームワークも、この4人以上のチームを作るのは難しいだろうと思っているんですけど、必ず強いチームを作って、新しいパイレーツとして帰ってきたいと強く思っています。

――来期、チームは形が変わりますがリーダーとして一言お願いします。

 小林剛 普段応援していただいてる方に、このチームが好きだと言ってくれる方が非常に多くで感謝しているんですが、期待に応えられなくて非常に残念です。チームが変わっても勉強して強くなって、勝つためにちょっとでも得なことを積み重ねるというのは、パイレーツとして変わらないと思いますので、来期こそはいいところを見せたいと思います。

 チームを離れるのは1人か2人か。また入ってくるのは誰か。新しい帆を張って大海原に出ていく新生パイレーツ。ファンの声援という風を受けてこそ、2度目の優勝へ順調な航海ができる。

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。
ABEMA/麻雀チャンネルより)

【動画】Mリーグ全8チームの密着ドキュメント
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【動画】Mリーグ2021-22シーズン最終日ダイジェスト
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