棋界の武蔵こと三浦弘行九段(48)の“迷言”食レポに将棋ファンが爆笑した。5月15日に愛知県名古屋市の「名古屋東急ホテル」で行われた叡王戦五番勝負第2局では、藤井聡太叡王(竜王、王位、王将、棋聖、19)が出口若武六段(27)が昼食に揃って「名古屋コーチン親子オムライス」をオーダー。ABEMAの中継ではベテラン棋士・三浦九段が独特の表現でその味をレポートした。その様子に視聴者からは「これは衝撃的な食レポw」「独特の世界観大好き」と反響が多数寄せられた。
食レポ世界に新風が吹いた。対局中のわずかなリフレッシュタイムに提供される昼食やおやつは、対局者が自ら選んだ一品とあり、ファンにとってはその味を是非とも知りたいところ。今回の叡王戦第2局ではベテラン棋士が昼食レポートを担当した。三浦九段といえば、研究熱心で将棋にストイックに取り組む姿勢から「武蔵」の異名を持つ居飛車党のベテラン棋士。タイトルは棋聖で1期、棋戦優勝は3回を数え、棋界をけん引し続けている。また、独特なワードセンスを持っているとあり三浦九段の食レポはたびたび注目を集めている。メインのオムライスの紹介を終え、セットの「西尾産抹茶のブランマンジェ 季節のフルーツ添え」を一口。「これは…フランスですね」とまさかの感想が飛び出した。これには、一緒に出演していた糸谷哲郎八段(33)も驚きの表情。「抹茶ですけど…フランスですか…」。棋界屈指のスイーツ好きで知られ、いつもは雄弁な糸谷八段も“三浦語録”には思わずタジタジの表情だった。
独特な世界観はその後もさらに展開。「ブランマンジェってフランス語で『白い食べ物』って意味なんですよね。北海道では『白い恋人』という食べ物が有名ですけど」と広がりを見せたところで、糸谷八段が「抹茶についてはいかがですか!?」とすかさずフォロー。促されて抹茶の層に着手した三浦九段からは「抹茶といえば日本ですよね。これは革命です。フランス革命!」と“迷言”が炸裂した。食レポではあまりなじみのない独特な表現だけに、聞き手と進行を務めた野原未蘭女流初段(18)も笑いが止まらない様子。糸谷八段が「フランスのブランマンジェと日本の抹茶が合わさっているのはフランス革命のようなものだ、という意味でしょうか!?」と合いの手を入れる場面も見られた。
表情を大きく変えることなく、淡々と独自の世界観を披露した三浦九段の“迷”食レポに視聴者は大爆笑。「表現が面白すぎるwww」「革命的な美味しさなの伝わりましたー!」「魅力が画面から溢れてる」「糸谷先生の名解説ww」とコメントが多数寄せられた。
(ABEMA/将棋チャンネルより)