盤の前に座って考慮を続ける藤井叡王の姿。多くの将棋ファンにとってはすぐにその様を思い浮かべることができるだろう。藤井聡太叡王(竜王、王位、王将、棋聖、19)に出口若武六段(27)が挑戦する叡王戦五番勝負第2局が5月15日、愛知県名古屋市の「名古屋東急ホテル」で指され、千日手指し直しの末に75手で藤井叡王が勝利。五番勝負の成績を2勝0敗とした。ABEMAの中継で解説を務めた長谷部浩平四段(28)は藤井叡王の昼食休憩に着目。早々に盤の前に戻る理由を、藤井叡王とのエピソードを含めて紹介した。