<大相撲五月場所>◇十日目◇17日◇東京・両国国技館
前頭二枚目・琴ノ若(佐渡ヶ嶽)と前頭三枚目・玉鷲(片男波)の一番で、立ち合い不成立となった際に行司が「まだまだ!」と両力士を一喝。その迫力ある低い声、口調に視聴者から「激おこやん」「怒られた」といった驚きの声が。その一方、直後に身長189センチの両力士が、その大きな体を申し訳なさそうに丸めて“ペコリ”と一礼すると「かわいい」「ほっこりする」などの声も寄せられた。
「手をついて」「手をついて…」
取組直前、なかなか手をつかない両力士に対して「手をついて」と凄むような声を繰り返し発した行司の木村晃之助。その後、琴ノ若がつっかけてしまうと行司は語気を強めて「まだまだ! 合わせて!」と一喝。これに両力士はすぐに応じ、背筋をピンと伸ばすと、その巨体を丸め、申し訳なさそうに正面審判に向かって一礼した。
仕切り線に戻り「手をついて」と再度行司に促された両力士。2度目の立ち合いは成立し、バチンと激しくぶつかり合うと、じわじわと攻める玉鷲に対して琴ノ若は突っ張って応戦。土俵上を動き回りながら激しい突き合いを繰り広げ、下手を取って右四つに組もうとする琴ノ若を玉鷲が突き放すと、逆に琴ノ若が右からの突き落としを決めて6勝目となる白星を挙げた。惜しくも敗れた玉鷲は4敗目を喫した。
白熱した取組を受けて、ABEMAで解説を務めた元横綱・白鵬の間垣親方は「いい相撲でしたね」と両者の健闘を称えるように一言。「玉鷲、全部出しましたね」と、敗れはしたものの全力を尽くした玉鷲にも称賛の声を送った。
立ち合い“待った”で語気を強めた行司の姿に、視聴者からは「激おこやん」「怒られた」「手をついて!」といった声が続出。その後の一礼についても「かわいい」「ほっこりする」などの反響が寄せられた。(ABEMA『大相撲チャンネル』)
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