将棋の渡辺明名人(棋王、38)に斎藤慎太郎八段(29)が挑戦する名人戦七番勝負は5月20日、山口県山口市の「山水園」で第4局2日目の対局が行われている。昼食休憩後に渡辺名人が攻勢に転じ、形勢の針も名人側へ。持ち時間を多く消費している斎藤八段がどのような粘りを見せるか。午後5時から30分の夕食休憩をはさみ、最終盤に向かう。
【中継】名人戦七番勝負第四局2日目 渡辺明名人対斎藤慎太郎八段
渡辺名人がいよいよ攻勢に転じた。先手番の斎藤八段は今シリーズ初の「相掛かり」を志向。挑戦者の積極的な指し手に受けて立った。2日目の昼食休憩後、斎藤八段が渡辺陣に飛車を打ち込んだところで、攻守交代とばかりの金打ちと重量級の一手で挑戦者を突き放しにかかった。
しかし、第3局では斎藤八段の必死の粘りが実り、シリーズ待望の1勝を挙げている。夕食休憩明けの最終盤で渡辺名人がこのまま勝利を掴むか、持ち時間の少ない斎藤八段が再び根性を見せるか、注目だ。
持ち時間は各9時間。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
【夕食休憩時の残り持ち時間】
▲斎藤慎太郎八段 47分(消費8時間13分)
△渡辺明名人 2時間34分(消費6時間26分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)