将棋界の早指し団体戦「第5回ABEMAトーナメント」の予選Cリーグ第1試合が5月28日に放送される。バラエティーに富んだ顔触れが揃っている予選Cリーグ。幸先のいい勝利を手にするのはどちらのチームか。
【動画】第5回ABEMAトーナメント 予選Cリーグ 第一試合<チーム豊島VSチーム広瀬>
チーム豊島はリーダー豊島将之九段(32)がベテランの丸山忠久九段(51)、深浦康市九段(50)を指名。過去2年は後輩棋士とチームを組んだが、初の予選突破に向けて、百戦錬磨の先輩2人の力を借り、さらなる成長にもつなげるつもりだ。
チーム広瀬はリーダー広瀬章人八段(35)が、趣味である麻雀つながりで三枚堂達也七段(28)、青嶋未来六段(27)の2人を指名した。広瀬八段自身、過去の大会でも超早指しで好成績を収めており、リーダー自ら後輩を引っ張るような展開が予想される。
ABEMA将棋チャンネルでのTwitterアカウントで勝敗予想アンケートを実施。1589人が回答し、チーム豊島の勝利を予想した人が53.9%だった。
◆第5回ABEMAトーナメント 第1、2回は個人戦、第3回からは3人1組の団体戦として開催。ドラフト会議で14人のリーダー棋士が2人ずつ指名。残り1チームは、指名を漏れた棋士がトーナメントを実施、上位3人がチームとなり全15チームで戦う。対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで行われる。チームの対戦は予選リーグ、本戦トーナメント通じて5本先取の9本勝負。予選は3チームずつ5リーグに分かれて実施。上位2チーム、計10チームが本戦トーナメントに進む。優勝賞金は1000万円。
(ABEMA/将棋チャンネルより)