4年連続で3位と安定感抜群の結果を残した渋谷ABEMAS。リーダー多井隆晴(RMU)を中心に白鳥翔(連盟)、松本吉弘(協会)という次世代の選手も年々力をつける中、元気印としてチームの雰囲気を高めているのが日向藍子(最高位戦)だ。リーグ2年目、2019-20シーズンから4人目の選手として加入し、緊張感のあった男性3人組を和やかにし、より強固なチームワークを生んだことは間違いない。ただ、2021-22シーズンは個人成績で不振に陥り「(チームに)いるのか、いらないのかと思ってしまうことがあった」というところまで悩んでいた。