投手の球速、打者の飛距離。MLBにはスピードとパワーに溢れる選手が世界中から集まっている。その中で、MLB通で知られる石橋貴明のお気に入りプレーが、日本のプロ野球では見られないような“バカ肩”とも言える、野手のスーパー送球だ。「肩のすごさはメジャーの一番の醍醐味」と言う石橋は、5月に生まれたMLBの好プレー集に釘付け。思わず口を開けたまま、そのプレーに見惚れることになった。
【動画】石橋貴明も大絶賛の“バカ肩”バックホーム（38分25秒ごろ～）
ABEMAのMLB情報番組「MLB石橋貴明スタジアム」では毎月ア・リーグ、ナ・リーグのトピックスを紹介しているが、5月28日放送回から解説者のAKI猪瀬氏セレクトによる、好プレー集も放送されることになった。初回のテーマは「ダブルプレー」。内野手の華麗な身のこなしから素早い送球まで、数々のプレーが紹介されたが、石橋がうなったのは外野手からのバックホームだ。ゴールドグラブ賞を5回も獲得したドジャースのベッツは、5月21日に行われたフィリーズとの試合で、ライトライナーを前進しながらキャッチすると、勢いそのままにホームへワンバウンドでストライク送球。タッチアップをした三塁走者を余裕を持って刺した。
視聴者からも「伸びるなー」「これエグい」「ベッツさん凄いー」と驚きの声が寄せられる中、石橋も「バカ肩が見たいです。そんなところから投げんのかよっていうのがありますからね」と絶賛。かつてイチローも、その美しい送球が「レーザービーム」と表現されたが、投手顔負けの球速で投げ込んでくる送球を、実に楽しげに見続けていた。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
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