シーズン中の移籍も、大型契約のためのFAも当たり前。そんなイメージの強いメジャーリーグの中でも、一途にプロ入りを果たしたチームに残ることを望む選手がいる。クリーブランド・ガーディアンズのラミレス内野手は、シーズン開幕前に5年で1億2400万ドル(約162億円)の契約延長となった。年俸にすれば30億を超える超大型契約に見えるが、仮にFA市場に出たとすれば、単年で40億は楽に超えると言われるほど、メジャーを代表するスター三塁手。相場を考えればかなり安いが、ラミレスにとってクリーブランドは特別な場所。「クリーブランドで選手のキャリアを全うしたい」というほどの強い思いがあった。