エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・投手」で出場した6月9日(日本時間10日)のレッドソックス戦で10試合ぶりとなる逆転の12号2ランを放った。第1、第2打席と連続して空振り三振に倒れていたところ、第3打席では3球目に来た真ん中高めの甘い球を強振。左中間スタンドまで運び、先発投手として熱投していた自分を援護、その後の快勝を呼び込んだ。大谷が打ったのは92.1マイル(148.2キロ)のストレート。こんな球で自分は抑えられないとばかりに、力を込めて振り抜き、フェンスの向こう側までかっ飛ばした。