【MLB】エンゼルス-メッツ(6月11日・日本時間12日/アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・DH」で先発出場。3-0と3点をリードして迎えた5回の第3打席、今季すでにリーグトップタイとなる7勝を挙げている2017年の最多勝右腕・メッツ先発のカラスコから2試合ぶりとなる13号2ラン(打球速度113.5マイル・約183キロ)を放った。第1打席には同投手からライトへの先制タイムリーツーベースを放って連続試合安打を「8」と伸ばした大谷。第二打席にはレフト前ヒットを放っており、三塁打を放てば2019年の6月13日レイズ戦以来となる2度目のサイクル達成となる。チームの連敗とともに自身の打撃も不調に陥っていたが、昨シーズン13本のアーチを放つなど得意としている6月に入って、いよいよファン待望の“覚醒”モードに入ってきた。
9日(同10日)、レッドソックス戦で今季10度目となる二刀流のマウンドで今季4勝目を挙げ、さらに12号逆転2ランで自ら決勝点をたたき出すなど、投打に躍動してチームの連敗を「14」で止めた大谷。連勝が期待された昨日の試合では、自身は7試合連続安打を記録するも、チームは課題の投手陣が要所で踏ん張り切れずに連勝ならず。再び借金4に逆戻りとなった。
しかし、チームには反転攻勢への好材料が揃いつつある。右手首の炎症によりILに入っていたレンドンがスタメンに復帰した昨日の試合では、若手期待のマーシュが自身初となる1試合2発を放つなど活躍。そして今日の試合では、左股関節の張りを訴えてスタメンを外れていた主砲・トラウトが4試合ぶりにスタメンに名を連ねて久しぶりにベストメンバーが形成された。
6月に入って未だ1勝の苦しいチーム状況で飛び出した大谷の今季13号は、反転攻勢に向けてチームの勢いを加速させる価値ある一発。悪夢の14連敗を喫してもなお、ア・リーグ西地区首位のアストロズとは9ゲーム差の2位(同11日終了時点)。大谷が得意とする6月に“完全復調”が重なれば、大谷が描く放物線の数は必然的に増えていく。首位・アストロズの背中が徐々に大きく見えてくるに違いない。なお大谷の第1打席はライトへのタイムリー二塁打、第2打席はレフト前ヒット。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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