「当社所属のライバーであるローレン・イロアスの2022年6月10日の配信内において、不適切な発言がございました。配信内で使用する用語についての注意を喚起する意図で、改めて対面でのコンプライアンス研修を実施しました」。
 人気VTuberのローレン・イロアスさんが10日に配信したゲーム実況をめぐり、差別的な言葉が使われたとの指摘受け、本人と運営元の『にじさんじ』が謝罪した問題。批判を浴びた「ファビョる」というネットスラングは、怒りの感情などを抑えられないことで現れる心身の問題を指す「火病(ファビョン)」という言葉がルーツで、韓国メディアが自国特有のものとして取り上げることもあるため、ネット上では韓国人を揶揄するニュアンスで使われてきた歴史もある。
 
 一方で、イロアスさん自身は差別的な意味で使われるケースがあることを知らず、「テンパる」「早口になる」といった意図で使っていたと説明している。