10代女児の食事制限は体に“毒”!? 月経が止まる恐れも…小児科医が警鐘「大人と同じ構造だと思わないで」
10代のダイエットが社会問題...体に与える悪影響とは

 先週、歌舞伎役者の市川海老蔵が、10歳の娘が行った36時間の断食を褒めるようなブログを公表。波紋を広げている。

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「結論から申しますと賞賛されるような行動ではないと思います」

 そう語るのは、小児医療が専門の今西洋介医師。

「断食というのは1回だけで終わらずにダイエット目的で10代のお子さんがしてしまうということがあると思いますので、そうしますと長期的な栄養不足という形になりますから、それは骨格の成長、必要な臓器の成長がさまたげられる可能性があります」

 特に問題だと指摘するのが、血糖値の低下だ。

「手足が震えたり、倒れたりなどの症状があると非常に危ないです。脳というのは、栄養素として取り入れるのが糖分しかないので、血糖値が低くなっちゃうと頭の回転もわるくなるし、勉強も集中力が欠けるとかそういうことになってしまうと思います」

 さらに、過激なダイエットを繰り返すことで、長期的な影響もあるという。

「神経摂食失神症といって、痩せているのにもっと痩せたいと思って、どつぼにはまるような病気があって。そういった拒食症だとか過食症にいずれなる可能性があります。もっとも恐ろしいのは月経がとまってしまいます」

 今西医師は、日本の若い世代は、世界的な流れとは逆行して「痩せ傾向」にあると指摘している。

「10代のダイエットとか絶食とかが社会問題になっておりまして。やせ願望があって、『るいそう』の割合が10代の10人に1人くらいといわれてます」

 大人よりも大きなリスクを伴う子どもの食事制限。認識を改めて欲しいと今西医師は警鐘を鳴らす。

「子どもは大人の縮小版ではないです。体の構造はできあがってないので、先ほどもいったように肝臓に糖が貯蓄できないような仕組みになっていたり、容易に低血糖になりやすかったりするので、そのあたりは世間の認識は改めてもらったほうがいいです。さらに大人はさまざまな身体ができあがってますから、そういった大人がすることを子どもに強いては危険かと思います」

(『ABEMAヒルズ』より)

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