【MLB】マリナーズ-エンゼルス(6月16日・日本時間17日/シアトル)
大谷翔平投手が「3番・投手」で先発出場し、投手として6回、93球を投げ3安打無失点6奪三振と好投。今季5勝目を挙げた。2-0と2点リードの状況で迎えた6回2死一塁の場面では、この試合の節目、さらには勝負どころと見極めてかトップギアに入れて速球を連発。1球ごとに球速を上げると、カウント0-2からの3球目で99.2マイル(約159.6キロ)を計測。「っしゃあ、うぉりゃあ!」と雄叫びをあげながら投げ込んだ迫力の場面に、ファンから「オラ谷発動!」「気合い谷」「雄叫び投法」というコメントが殺到した。
【動画】大きな雄叫びをあげながら約160キロを投げ込んだ大谷翔平
大谷は前回登板した6月9日(日本時間10日)には7回4安打1失点で好投し4勝目をゲット。今季最速の101マイル(162.5キロ)をマークする快投でチームの泥沼の連敗を14で止めるヒーローとなった。中6日での登板となったこの試合は、序盤こそ球審の微妙な判定に苦しみ球数が多くなったが、試合の中で調整しながらテンポアップすると、徐々に球数も減っていった。力強いストレートとともに切れ味鋭いスライダー、落差あるスプリットとバランスもよく制球も少しずつ安定。敵地でのマウンドながら、エースの風格でマリナーズ打線を封じていった。
圧巻だったのが投手としてはラストイニングとなった2点リードの6回だ。1死からストレートの四球を出して走者を背負うと、この回をしっかりと締めれば勝利が引き寄せられると見極めるように、投げる度にギアをアップ。2安打されていたスアレスをレフトフライに打ち取り2死とすると、5番・ラリーに対しては初球から全球、全力のストレート。初球から97.1マイル、98.9マイルと投げるごとに速くなり、3球目は捕手のサインに首を振ってストレートを選択。99.2マイルを投げ込み、空振り三振に討ち取った。
ラストボールを投げ込んだ際、大谷の口から発せられたのは「っしゃあ、うぉりゃあ!」と、球場内ではっきり聞こえるほど大きな雄叫び。中継を見ていたファンからも「雄叫び投法」「本気出して投げたな」「ギア上げ分かりやすい」「いつもより長く叫んでる」と興奮気味のコメントが多く寄せられていた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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