19日、東京ドームで行われている『THE MATCH 2022』。注目の一戦となった第9試合、YA-MAN(TARGET SHIBUYA)対 芦澤竜誠(DRAGON FISH)のOFGによる壮絶な“喧嘩マッチ”は1ラウンド1分49秒、YA-MANが衝撃のKO勝利を収めた。圧巻のKO劇にK-1のレジェンドである魔裟斗も感服。「今日イチ盛り上がった」とYA-MANを称賛。その一方、喧嘩マッチについては「良い子は真似しないでね」と苦笑。さらに「リング上でのルールのある喧嘩なので」と興奮気味に話した。
幾度となく舌戦と乱闘を繰り広げてきた両者の因縁の対決は、1ラウンド開始早々、飛び込んだ芦澤だったがこれをYA-MANが素早くかわすと、YA-MANが反転攻勢。コンパクトな右で芦澤からダウンを奪う。まさかの展開に場内は歓声と悲鳴が混在して騒然となった。の打撃が的確な打撃で芦澤を翻弄。芦澤も反撃を試みるが、スリップする場面が目立つ。
すると、ABEMAで解説を務めた魔裟斗が「(芦澤は)YA-MANの左フックが見えていない」と指摘。さらにYA-MANの猛攻は続く。左右のフックに加えロー、さらにカーフを飛ばして完全に掌握。最後は左右のフックで芦澤を沈めて見せた。2度目のダウンを喫した芦澤の視点は定まらず、立ち上がれない様子を見たレフェリーが抱きかかえるようにゴングを要求した。
大歓声に包まれ、場内は騒然。YA-MANが両手を広げてリング内を駆けまわると、魔裟斗は少し落ち着いた後に「今日イチ盛り上がった。地鳴りですよ地鳴り。東京ドームが揺れてますよ」とYA-MANを絶賛。その一方、「良い子は真似しないでね」と苦笑。さらに「リング上でのルールのある喧嘩なので」と興奮気味に続けた。
試合後、YA-MANは芦澤に対して「今度飲みましょう」とノーサイドを宣言。清々しい光景に視聴者からは「飲むんかい!」「仲良いやんw」「最高に面白かった」などのコメントが殺到していた。