打たれた瞬間「やべー！」大谷翔平の打球に相手投手も思わず叫ぶ AKI猪瀬氏も「あと少し角度がついていれば」

【MLB】エンゼルス2－6ロイヤルズ（6月20日・日本時間21日／アナハイム）

　エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・DH」で先発出場。1安打2四球で迎えた第4打席、ロイヤルズ3番手バーローの2球目を捉えた当たりは痛烈なライナーとなってライトを襲った。正面の打球だっため結果的にアウトとなったが、打たれた瞬間バーローが「やられた！」とでも言っているように打球の行方を追うなど、惜しい当たりに視聴者からも残念がるコメントが上がった。

【映像】大谷の痛烈な打球にピッチャー思わず「あー！」

　2-6とエンゼルスが4点ビハインドで迎えた8回、1死走者なしで大谷がこの日4度目の打席を迎えた。この回からマウンドに上がったロイヤルズの3番手バーローとの対決は、カウント0-1からの2球目をフルスイングすると、痛烈な打球がライトへと飛んだ。打球が飛んだ瞬間、バーローは口を開けて何か叫んでいるような表情を見せる。結局、打球はライトの正面をつきライトライナーでアウトとなったが、打球速度は時速106.9マイル（約172キロ）を記録するなど久々に大谷らしい打球となった。

　惜しい当たりだっただけにABEMAの視聴者からも「当たりはよかった」「角度だなー」「いい当たりなのに正面か」「めっちゃいい当たりなのに」と悔しさを滲ませるコメントが相次いだ。

　ABEMAで実況を務めたDJケチャップ氏は「ハードヒットしましたが若干詰まったでしょうか」と分析。解説のAKI猪瀬氏も「あと少し角度がつけば、という打球でした」とフィーリング自体は悪くないとした。この日の大谷は第2打席で16打席ぶりのヒットを放ち、四球も2つ選んでいる。3連勝中のチームにあって1人結果が出ていなかった大谷だが、これでまた明日かららしいバッティングを見せてくれるに違いない。ABEMA『SPORTSチャンネル』）