【MLB】エンゼルス-ロイヤルズ(6月21日・日本時間22日/アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・DH」で先発出場、6回無死一、二塁からの第3打席で右中間スタンドに飛び込む8試合ぶりの今季14号3ランを放った。真ん中に入ってきた甘いボールを完璧に捉え、打球速度111.5マイル(179.4キロ)、角度25度で飛び出したボールは、飛距離423フィート(128.9メートル)という豪快弾。手応え十分といった会心の当たりと久々の一発に、大谷本人も打った瞬間、声を出しながら今季一番とも言える“ドヤ顔”を見せた。
なかなか出なかった一発に、全ての鬱憤を込めたのか。ど真ん中に入ってきたストレートを、これ以上ないくらいハードヒットした大谷の打球は、打った本人も打たれた投手も、見守っていたチームメイトやスタンドのファンも、全員がホームランと確信する当たり。一点の曇りもないような打球は、守っていた野手陣も一生懸命追いかけるのが無駄のように行方を見守ると、センターやや右のフェンスをはるかに越えて、ファンの待つスタンドに飛び込んだ。
大谷は前日までに直近7試合の成績が27打数6安打、打率.222とやや低調。前日の試合途中までには15打席連続ノーヒットと“プチスランプ”に陥っていた。それでもこの日の第1打席から、外角のボール気味の球を積極的に振りに行き、2試合連続安打となるセンター前ヒット。第2打席も真ん中高めのボール球をやや強引ながら強く振りに行くワイルドさも見せていた。そして迎えた第3打席、ロイヤルズ先発のヒースリーが目一杯の状態になっているのを見透かしてか2球目、3球目、5球目と強振すると、6球目にヒースリーが根負けしたように投げ込んだど真ん中のストレートを、真芯で捉えた。
敗色ムードに沈んでいた球場のファンも雰囲気が一変するほどの豪快弾だったが、ファンの注目の一つになったのが、そのドヤ顔。打席でもいろいろと表情豊かな大谷ではあるが、打った瞬間にここまでの表情を見せるのは、昨季46本塁打を放った際を彷彿とさせるもの。ファンからも「まじ鳥肌もんやな」「愛してるぜ!」「大谷が打つと元気が出る」など、興奮気味の声が止まらなかった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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