【MLB】エンゼルス-ロイヤルズ(6月21日・日本時間22日/アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・DH」で先発出場、6回の第3打席に今季14号となる3ランを放つと3点を追う9回の第4打席にこの日2本目となる同点15号3ランを放った。ファンの期待を想像以上の結果で応えた一発に、球場にいる人たちが選手もファンも関係なく総立ちに。中継カメラもその振動で揺れるほどで、最高の「ショータイム」になった。
もはや現実離れしている、そんな衝撃シーンだ。第3打席に8試合ぶりの14号3ランを放っていた大谷。第4打席にもセンターに犠牲フライを放ち、既に4打点を稼いでいた。ただ、この日の大谷はこれでは止まらない。3点を追う9回、第5打席に入るとロイヤルズのクローザー・バーローにまるで押されることなく、むしろプレッシャーを掛け続けると、カウント2-2からややインコース寄りに入ってきた緩いカーブをじっくり引き付けて強振。打った瞬間、本人は走ることもせずその場に立ったまま打球の行方を確認するほどの当たり。ベンチにいるチームメイトだけでなく、二塁ランナーだったウェイドも走らずにその場ですぐに万歳。球場中のファンもびっくりして口を開け、すぐさま総立ちになった。
アナハイムの本拠地では、間違いなく今季一番の盛り上がりだったと言ってもいいだろう。チームは球団ワーストの大連敗もあり現在も借金生活。なかなか投打が噛み合わず、浮上のきっかけを掴めずにいた。そんな中、チームも劣勢に追い込まれロイヤルズに対して連敗寸前といったところ。厳しい状況に、ファンも救世主として大谷に大きな期待をしていたことだろう。これに極上の結果で応えるからこそスーパースター。久々に打った瞬間から感情を爆発させた大谷を全力で祝福するように球場中のファンがスタンディングオベーションすると、その振動からか球場に設置されているカメラが大揺れ状態に。まさに球場中が興奮しているかのようだった。
中継を見ていた日本のファンも、現地同様に興奮していた様子。「大谷神話は続く」「化け物すぎる」「さすがに鳥肌や!大谷翔平大好き!」「泣いてしまったよ」と感動の声が止まることがなかった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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