A級初参戦の藤井聡太竜王VS佐藤康光九段 中盤の形勢は互角のまま夜戦へ/将棋・順位戦A級
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  将棋藤井聡太竜王(王位、叡王、王将、棋聖、19)は6月22日、新設された名古屋将棋対局場で佐藤康光九段(52)と順位戦A級1回戦の対局を行っている。先手番の藤井竜王が居飛車、後手番の佐藤九段が向かい飛車に振り、対抗形となった。じっくりとした進行で中盤戦に入り、午後6時の夕食休憩時点での形勢は互角となっている。

【動画】斬新なアングルから映し出された藤井聡太竜王

 午前10時の対局開始から互いに慎重に指し進め、午後6時の夕食休憩までの進行は49手。昨今では出現率の低い向かい飛車の戦型を取った佐藤九段が、戦いの場に引っ張り込んだ様相となっている。居飛車の藤井竜王はトーチカに、向かい飛車の佐藤九段は穴熊と互いにしっかりと玉を固めた。夕食休憩明けからの本格的な戦いを前に、形勢は互角となっている。

 順位戦A級はすでに1回戦の全5局のうち、4局を終えている。白星発進を遂げたのは前期挑戦者の斎藤慎太郎八段(29)、広瀬章人八段(35)、永瀬拓矢王座(29)、稲葉陽八段(33)。一方、糸谷哲郎八段(33)、佐藤天彦九段(34)、豊島将之九段(32)、菅井竜也八段(30)は黒星スタートとなった。開幕戦ラストの本局はどちらが白星を飾るか、このあとの戦いに大きな注目が集まっている。

 藤井竜王にとっては初のA級の舞台。第1期を除いてA級初参戦で挑戦権を獲得した棋士は9人で、そのうち名人奪取を果たしたのは谷川浩司十七世名人(60)、羽生善治九段(51)、佐藤天九段のわずか3人だ。藤井竜王はこの仲間入りを果たし、谷川十七世名人が保持する21歳2か月の最年少記録を更新することができるか、大記録への歩みにも期待が寄せられている。

 持ち時間は各6時間。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。

【夕食の注文】

藤井聡太竜王 牛すき焼き弁当
佐藤康光九段 牛すき焼き弁当

【夕食休憩時の残り持ち時間】

藤井聡太竜王 2時間26分(消費3時間34分)
佐藤康光九段 2時間37分(消費3時間23分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)

【動画】スーツ姿でA級初戦に臨んだ藤井聡太竜王
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【動画】斬新なアングルから映し出された藤井聡太竜王
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