【MLB】エンゼルス5-0ロイヤルズ(6月22日・日本時間23日/アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・投手」で先発出場し、投手として8回までに自己最多となる13奪三振をマークした。1回、2つの三振を奪うと、2回と4回と2度に渡って3者三振。最速99.9マイル(160.7キロ)のストレートも魅力の大谷だが、この日はスライダー、スプリット、カーブの切れ味が抜群で、ロイヤルズ打線からおもしろいように三振を奪った。今季最多の108球を投げ2安打無失点13奪三振で今季6勝目。圧巻の奪三振ショーを展開し、チームの連敗を止める大役を果たした。
大谷は前日6月21日(日本時間22日)の試合では3番・DHでスタメン出場し14号、15号という2本の3ランを含み4打数3安打8打点と大爆発。ただ延長11回までもつれた試合は11-12と惜敗。その翌日、先発登板を控えていた大谷にとってはタフなスケジュールとなったが、初回からその疲れも全く感じさせない投球で、地元ファンを喜ばせた。
今季は最速101マイル(162.5キロ)に達するスピードボールも持つが、とにかく今回は変化球のコントロール、キレが抜群だ。1回から右打者の外角ぎりぎりのところを狙って、ボール1個どころか半分の出し入れをするような制球で見逃し三振を奪うと、2回以降はスライダーに加えてスプリットを多投。さらにタイミングを外す緩いカーブも交えたことで、ロイヤルズ打線を完全に翻弄し、次々と三振を奪っていった。試合も終盤に入った7回に、この日最速の99.9マイルを記録。トップギアに入れたのか、声を出しながら全力投球で封じ続けた。
大谷は前日までに60回1/3を投げ77奪三振とイニング数を超える奪三振を記録してきたが、力ではなく技を駆使しての奪三振ショーに球場のファンも興奮し、中継を見ている日本のファンからも「ビタビタやな」「すごい」「コレはうてん」という驚きの声も相次いでいた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
■大谷翔平 人気記事
・ドジャース(大谷翔平所属)試合日程・時間・放送予定 【2024シーズン】
・大谷翔平 成績・打席結果【2024シーズン】
・大谷翔平 ホームラン成績【2024シーズン】
・ドジャース大谷翔平 年俸推移・予想
・大谷翔平の速報・今日のニュースを見る
■Pick Up
・嫌われない広告とは?「ABEMA」のスポーツ×広告事例から紐解く
・スポーツコンテンツに適したの“ライブ特化型広告”って何?
・槙野智章氏と考える「スポーツ×マーケティング」の可能性