【MLB】エンゼルス-ホワイトソックス(6月27日・日本時間28日/アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・DH」で先発出場、1回の第1打席に頬をぷっくりと膨らませて全力スイングを試みたものの、空振り三振に倒れてヘルメットまで脱げるコミカルなシーンが生まれた。
大谷は前日までに274打数71安打、打率.259で16本塁打。チームトップの47打点を稼いでいる。前日は、本人にとって初体験とも言える大乱闘劇に巻き込まれ、両軍8人が退場。今日になって処分が発表され、エンゼルスはネヴィン監督代行が10試合の出場停止など、計12人が出場停止処分を受けることになった。
スポーツとしては認められない行為ではあるが試合後、選手からはこれによって一致団結することもあるというコメントが続出。ネヴィン監督代行不在の中、選手たちが初回から気迫を込めてグラウンドに向かっていった。大谷もバットでチームをさらに奮い立たせようと臨んだが、第1打席ではその気持ちが空転。カウント2-2から外角に逃げるチェンジアップを強振したが、バットは空を切った。
大谷はインパクトの瞬間、力が入るのか頬をぷっくりと膨らませることが多いが、三振のシーンではいつも以上にぷっくり。さらにはタイミングを完全に外されたせいか、ヘルメットもすっぽりと脱げていた。
なお第2打席でもスライダー、チェンジアップと変化球主体で攻めてくる相手バッテリーにしっかりと対応。3球目の痛烈な当たりでライト前に弾き返し、2試合ぶりのヒットを記録していた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)




