将棋の藤井聡太王位(竜王、叡王、王将、棋聖、19)に豊島将之九段(32)が挑戦する、お〜いお茶杯王位戦七番勝負は6月28日、愛知県犬山市の「ホテルインディゴ犬山有楽苑」で第1局が行われている。午前10時に両者が注文したオシャレな逸品に、ファンは「おやつなのにチーズ?」「お味は?」と興味深々、様々なコメントが寄せられていた。
まるで宝物のような美しいおやつに思わずため息が漏れる。対局1日目の午前のおやつに、藤井王位は「マスカルポーネオレンジ」とアイスティーをオーダーした。愛知県産の入鹿はちみつとオレンジソースを使ったババロアをベースにレモンシャーベットを乗せ、マスカルポーネチーズのエスプーマを流して削ったチョコレートを散らした繊細な洋菓子。ABEMAの中継に出演した長岡裕也六段(36)は、「マスカルポーネはティラミスで使っているチーズですよね。マスカルポーネでババロアなので、対局中でもスルッと食べられるのでは?」と解説していた。
一方の豊島九段は「フレッシュフルーツサラダボウル」を選んだ。サラダとはいえ野菜は使われておらず、静岡産のメロン、ピンクグレープフルーツ、イチジク、オレンジ、キウイ、パイナップル、山形県産のさくらんぼ・佐藤錦にブルーベリーが美しく並べられたフルーツの盛り合わせだった。
対局者が注文したおやつはたびたび完売になるなど大きな注目を集めているが、今回も細部にこだわった美しいデザートにファンも興味深々。「チーズなの?オレンジなの?」「サラダ、ではないのね?」「フル盛りは豊島定跡ですね」「藤井先生のおやつ、きのこに見えるけど大丈夫?」と様々な反応が寄せられていた。
(ABEMA/将棋チャンネルより)