【MLB】エンゼルス4-1ホワイトソックス(6月29日・日本時間30日/アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・投手」で先発出場、5回2/3を投げて5安打無失点、毎回の11奪三振で今季7勝目を挙げた。連続無失点は自己最長の21イニングまで伸びたままで降板。月間記録としては自己最多の4勝目を挙げた。球速は今季最速タイの101マイル(162.5キロ)、球数も今季最多タイの108球だった。
大谷は前日までに今季12試合に登板し6勝4敗、防御率2.90。6月に入ると、打撃も好調になったが、投球はさらに好調となり、4試合で3勝1敗、24回を投げて5失点、27奪三振で防御率1.88とハイレベルで安定している。前回登板では自己最長タイの8回を投げ、自己最多の13奪三振。2安打無失点と好投していた。
この日は初回、いきなり先頭打者にヒットを浴びて、連続無安打記録は「24者」で止まると、2死二、三塁のピンチを招いたが、決め球の一つであるスプリットの落差が鋭く「追い込んだら落とす」という繰り返しで、初回のアウトは全て三振で奪った。いきなり球数を要したが2回、3回は三者凡退。長いイニングを投げるべく、少ない球数で打ち取った。4回は先頭から2者連続で安打を浴びたが、2死満塁のピンチを切り抜けた。6回にも2三振を奪ったところで降板。リリーフ陣に後を託した。
主力打者ながら、投手としてエースの活躍も求められている大谷だが「6月の男」とも呼ばれるように、まさに無双モードに突入中。チームとしては6月のラストゲームでも快投。今季の通算防御率も2.68まで向上した。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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