【MLB】アストロズ-エンゼルス(7月3日・日本時間4日/ヒューストン)
エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・DH」で先発出場し、3回の第2打席にレフト前へのタイムリーヒットを放ち、2試合ぶりのヒットを記録した。投打二刀流としてタフなシーズンを送る中、この試合で15戦連続でのスタメン出場。疲れを感じさせず、何よりもチームの勝利を欲する大谷が、チームを鼓舞するように快音を響かせた。
チームはシーズン162試合でちょうど前半を終える81試合目。大谷は完全オフの3試合、代打出場での2試合を除き、残りの76試合でスタメンに名を連ねている。うち13試合は投手としても先発登板する投打二刀流。6月は投打どちらでも大活躍し、投手として4勝1敗、防御率1.52、打者として打率.298、6本塁打と月間MVP級の働きだった。
前日までの今季通算は290打数76安打18本塁打、打率.262。76安打と50打点は、いずれもチームトップの成績で、本塁打はリーグ8位タイ、打点は9位タイに名を連ねている。アストロズとの3連戦でも初戦となった7月1日(日本時間2日)の第1打席には、打った瞬間入ったとわかる飛距離120.1メートルの18号を放つなど、7月に入っても鋭い打球を連発している。
とにかく苦しいのはチーム。大谷は投打で奮闘するが、ここまで37勝43敗で借金は今季ワーストタイの6まで膨らんでいる。ここ2試合もア・リーグ西地区の首位を快走するアストロズに1-8、1-9と完敗。さらに頼みの主砲・トラウトも2試合の7打席全てで三振に倒れるなど大ブレーキになり、開幕当初はMLB屈指と言われた強力打線も、すっかり鳴りを潜めている状況だ。
大谷は少しでも長くシーズンをプレー、つまりはポストシーズン進出を求めているが、チームは後半戦に向けてどこまで立て直せるか。そのためにも大谷のバットによるヒット、ホームランは必要不可欠だ。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』
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