【MLB】カブス2ー5ブルワーズ(7月4日・日本時間5日/ミルウォーキー)
カブスの鈴木誠也外野手が敵地のブルワーズ戦に「4番・ライト」で先発出場。左手薬指の負傷から、じつに39日ぶりにとなった復帰戦で見事に今季5号のランニングソロホームランを放った。激走からホームイン後には、ベンチでチームメイトの手厚い祝福ならぬ“涼しい”祝福と労いを受ける一幕があり、愛されキャラ全開の鈴木とチームメイトの掛け合いに「いい光景」「チームメイトが優しい」と視聴者がほっこり。歓喜の一コマとはいえ「そこまでやらなくても…」と実況は苦笑いを浮かべた。
1-1の同点で迎えた9回1死ランナー無しの場面。鈴木が対するはここまで今季25セーブを挙げているブルワーズのヘイダー。その3球目、真ん中に入った95マイル(約153キロ)を振り抜いたボールは打球速度109.9マイル(約176.9キロ)のライナー性の弾道でセンター左のフェンスを直撃。クッションボールが右中間方面へ転々としたことを確認した鈴木はギアを一段上げて一気に本塁へ突入。際どいタイミングとなったが、鈴木は相手捕手のタッチを巧みにかいくぐって左手を伸ばすと、見事に生還を果たした。
直後、右手で地面を叩いて感情を爆発させた鈴木は、次打者のホーナーとハグを交わすと歓喜のベンチへ。会心の笑みを浮かべた鈴木はチームメイトのハイタッチに満面の笑みで応えた。
しかし、祝福はこれだけではなかった。ひと息ついて息を切らした鈴木がベンチに腰を下ろすと、そこに現れたのがチームの切り込み隊長である1番・モレルだ。大きなバスタオルを持って現れたモレルは、水を片手に息を切らす鈴木をパタパタ、パタと仰いで「お疲れさん。良く走ったね」とばかりに笑顔で労った。当初は照れ笑いを浮かべた鈴木だったが、モレルの厚意に甘えるように頭を下げると、さらにモレルがパタパタ、パタ。その後、バスタオルで鈴木の汗を拭ったモレルは、肩をポンポンと叩いて笑顔を浮かべた。
何とも微笑ましい光景に試合を中継したABEMAの視聴者も「いい光景」「チームメイトが優しい」「優しすぎる」などほっこり。実況は「そこまでやらなくても…」と苦笑いを浮かべていた。
しかし、チームは直後に追いつかれて延長戦へ突入すると、10回裏に一挙3点を奪われてサヨナラ負けを喫した。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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