【MLB】マーリンズ2-5エンゼルス(7月6日・日本時間7日/マイアミ)
エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・投手」で先発出場し、投手として7回2安打1失点(自責0)、10奪三振の好投を見せ8勝目(4敗)、自身5連勝を果たした。7回、最後の打者ではちょうど100球目で得意のスライダーを投げ込み空振り三振。狙って取りにいた三振を見事に奪いマウンド上で「っちゃー!」と雄叫びをあげると、視聴者も一緒に「よっしゃー!」と大盛り上がりになった。
大谷は前日までに投手として4連勝、21回2/3連続で無失点と無双状態になっていた。この試合では1回、味方のエラーをきっかけにピンチを招き犠牲フライで先制点を許したことで連続無失点は途絶えたが、自責点はなし。2回途中からは1死一塁からは、ヒットを1本も許すことなく3回からは毎回三振を奪う快投を見せた。
最速100.9マイル(162.4キロ)の速球に加え、序盤はスプリット、中盤からはスライダー、終盤はカーブと、追い込んだ後の決め球をコロコロと変える自在な配球も光ると、6回まですいすい。5回には自ら2点タイムリーを放つなど、試合の流れをしっかりと引き寄せて、勝利へのムードを高めていった。
投手大谷が、この日一番の雄叫びをあげたのがラストイニングとなった7回。疲れもあったのか制球を乱し、2つの四球でピンチを招いたが2死一、二塁から代打のフォーテスに対してスライダーを連投。初見ではなかなかコンタクトするのも難しいキレのよさで、狙い通りに空振り三振を奪い、大きな声を張り上げた。
まさに投手大谷の見せ場でもあったシーンには、追い込んだところから早くも「吠え谷こい」と雄叫び待ちするファンが続出。期待のとおりに三振となった瞬間、「やべえやつ」「よっしゃー!!!」「これは吠えるわ」「吠え谷」「最高です!」と、絶賛の嵐となっていた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)





