【MLB】オリオールズ4-1エンゼルス(7月7日・日本時間8日/ボルチモア)
エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・DH」で先発出場。5回の第3打席に361フィート(約110メートル)のレフトへの大飛球を放つも、突貫工事により今季から最大9メートル広くなったレフトのフェンスオーバーはならず、今季19号はおあずけとなった。その前には「こんなに(フェンス)下げちゃっていいの?」と解説が苦笑する場面もあり、驚きのビフォーアフターがファンの間でも話題を呼んでいる。
まずは1回表、エンゼルスの攻撃。1死一、二塁で打席に入った4番・ウォードがレフトへの大きなフライを打ち上げた。しかし、ここはヘイズのほぼ定位置。その後も後続が倒れてエンゼルスは先制のチャンスを逸した。
しかし、ウォードがレフトフライに倒れた場面で試合を中継したABEMAで解説を務めたAKI猪瀬氏が次のように切り出した。
「ん~…カムデン・ヤーズのレフトのフェンス。これもう、突貫工事で全く違う球場に生まれ変わりましたから。去年から比較すると、レフトのフェンスまでが最大9メートル後ろに下がって、2.1メートルだったフェンスの高さも3.7メートルまで上がってますから…もう意地でもホームランを打たせないという力業に出ましたね」
そのコメントに呼応するかのように、現地中継では去年までのフェンスが青いラインで示された。
そして迎えた大谷5回の第3打席。初球をたたいてレフトへの大飛球を放つも、突貫工事により今季から最大9メートル広くなったレフトフェンスを越えられずに今季19号はならず…。昨季までであればスタンドインだった位置で捕球されてしまったのだ。その強烈な一打は、オリオールズ先発右腕のライルスが「しまった」という表情を浮かべ、被弾を覚悟したように打球を見上げたほどだった。
とはいえ、結果はレフトフライ。実況が「ここは……ですから入りません!」と残念そうに声を上げると、視聴者からも「そっちに打たないで」「なんやねんこの球場w」「レフトに打っちゃだめだこれw」などの声が相次いでいた。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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