【MLB】オリオールズ5-4エンゼルス(7月8日・日本時間9日/ボルチモア)
エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・DH」で先発出場し、5打数3安打1打点、今季19号ソロも放った。不振だった主砲トラウトも復活し先制24号3ランを含む5打数3安打3打点と大暴れ。“トラウタニ”によるホームランの共演となったが、チームはまさかのサヨナラ負け。借金は今季ワーストの「9」まで膨らんだ。
大谷とトラウト、2人がオールスターゲームのファン投票で選出され、気分をよくして試合に入ると、3回のチャンスにトラウトが左翼ポール際に飛び込む先制の24号3ラン。久々の一発にガッツポーズをしながらダイヤモンドを周り、ベンチ内でも興奮気味の様子が見られた。これに大谷も刺激を受けたか、直後にこの日1本目のレフト前ヒットを放つと、7回には2本目のレフト前ヒット、さらに9回にはセンターフェンスをぎりぎり越える、飛距離約127メートルの特大19号を放ち、試合を決定づけたかに見えた。ところが2点リードの9回、クローザーのイグレシアスが2死を奪ってから乱調に。まさかの4連打を浴び3失点、痛恨のサヨナラ負けとなってしまった。
チームは85試合目で38勝49敗で、ついに借金は今季ワーストの「9」に。既に地区優勝の可能性は少なく、ワイルドカードでのポストシーズン進出の望みをかけるシーズンになっていたが、大谷・トラウトといった主力打者がホームランを放ちながらも試合を落とす痛すぎる敗戦。「なお、エンゼルスは負けた」、の略語である“なおエ”がまたも続出するような結果に終わってしまった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)








