【MLB】オリオールズ-エンゼルス(7月10日・日本時間11日/ボルチモア)
エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・DH」で先発出場し、オリオールズ先発のボースの変化球に苦しんでいる。第1、第2打席と2打席連続三振に倒れたが、いずれも決め球はカットボール。本来はストレートの軌道からわずかに横にスライドするようなボールだが、ボースの場合は大きく曲がったり小さく曲がったりと自在。巧みなバットコントロールを持つ大谷も、思わず困惑の険しい表情を見せた。
2試合前にはセンター方向に約127メートルの特大19号を放った大谷。しっかりと引き付ける打撃を心がけ、センターからレフト方向へと鋭い打球を連発、3安打の猛打賞もマークした。ただ前日はタイミングがずれ、打球も上がらず2つのゴロに1三振。2試合ぶりのヒット、さらにホームランは出るかと注目されていた。
しかし大谷の前に立ちはだかったのがボースだ。立ち上がりから93マイル(149.7キロ)前後のストレートに、90マイル(144.8キロ)前後のカットボールのコンビネーションで投球を組み立てたが、大谷に対しては効果抜群。1回の第1打席、カウント2-2から外角低めのぎりぎりいっぱいにボールゾーンから入ってくるバックドアでのカットボールで見逃し三振。4回の第2打席では、カウント2-1からの4球目にはやや引っ掛け気味になったこともあるが、真ん中付近から懐あたりまで大きく曲がると、大谷もびっくりしたのかボールに対して大きく離れたところをフルスイングしてしまい、思わず険しい表情になった。
フルカウントになった後の6球目は、またもカットボールだったが、今度は真ん中低めに小さい変化のカットボール。大谷のバットは、もう少し曲がったところを狙ったような軌道で振り抜かれたが、4球目よりもはるかに小さい曲がり幅のため、またも空振りし三振に倒れた。
決して絶好調ではないとはいえ、最近ではうまくバットを合わせてレフト方向へのヒットも増やしていた大谷。連続三振を目の当たりにしたファンからは「難しい」「すげー曲がるな」「めちゃくちゃ良い球」と驚きの声が続いていた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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