＜大相撲七月場所＞◇二日目◇11日◇愛知・ドルフィンズアリーナ（愛知県体育館）
前頭七枚目・北勝富士（八角）と前頭六枚目・翔猿（追手風）の一番で、敗れた翔猿が土俵下へと勢いよく落下。その後、すぐに北勝富士が駆け寄って手を差し伸べ、視聴者が「北勝富士優しい」「迎えに行くほっくん」とほっこりする一幕があった。
【映像】土俵下に落下した対戦相手に駆け寄る力士の姿にほっこり
立ち合い正面からぶつかり合った両者。左上手を取った北勝富士は右四つの体勢になり、頭をつけてじっくりと攻めていく。途中、右の下手を引いた翔猿が蹴返しを仕掛けるも不発に終わり、最後は北勝富士が力強く寄り切って今場所初白星となる1勝目を挙げた。敗れた翔猿は1敗目を喫した。
勝負が決した際、敗れた翔猿は勢い余って土俵下へと落下。ごろりと倒れたが、すぐに北勝富士が駆け寄って右手を差し伸べ、翔猿が立ち上がるのを助けていた。
北勝富士の勝利に、ABEMAで解説を務めた元小結の臥牙丸は「北勝富士関は四つでも相撲が取れるから、（翔猿を）捕まえれば小さいからやりやすいんでしょうね」と説明。続けて「翔猿関からするとやりづらいだろうなと思います」「どうしても胸を合わせると、体が小さいと勝つのは難しい」と語った。
土俵下で倒れた相手に手を差し伸べた北勝富士の姿を受けて、視聴者からは「北勝富士優しい」「わざわざ降りていって」「優しさ出たな」「迎えに行くほっくんやさしい」「いい光景ですね」といったコメントが相次いで寄せられた。
（ABEMA／大相撲チャンネルより）
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