「どこまで行くんだ」「帰ってこいよ！」負け力士が場外でダッシュ残された行司と勝ち力士がポツン

＜大相撲七月場所＞◇三日目◇12日◇愛知・ドルフィンズアリーナ（愛知県体育館）

　前頭十三枚目・一山本（放駒）が前頭十二枚目・照強（伊勢ヶ濱）を突き出しで下した一番で、敗れた照強が花道を駆け出す一幕があった。この光景に視聴者からは「どこまで行くんだ」「帰ってこいよ！」といった声が寄せられた。

　立ち合い諸手で突いて出ていく一山本。対する照強は防戦一方で、蹴返しを仕掛けるも不発。最後は突き押しで前に出る一山本が突き出しを決め、初日から3連勝となる白星を挙げた。敗れた照強は土俵下に落下後、勢いが余ったのか花道の奥までダッシュ。場内はざわつき、土俵上には勝った一山本と行司の木村元基がポツンと取り残されていた。照強は3敗目。

　敗れた後に勢いよく駆け出した照強の姿に、ABEMAで実況を務めた田中大貴アナウンサーも苦笑いを浮かべながら「花道の奥まで行きました。土俵を下りてから軽快でしたね」と一言。取組については、同じく解説を務めた元前頭の若ノ城が、勝った一山本を「強いですね。楽しみです」と称賛していた。

　照強が花道の奥まで走っていくシーンに、視聴者からは「つよしどこへ行く」「どこいくねーん」「どこまで行くんだ」「帰ってこいよ！」とツッコミが続々と寄せられた。
（ABEMA／大相撲チャンネルより）