やはり「大谷しか勝たん？」エ軍が初回7球で無死満塁、9球で失点にファン「昨日と違うチーム」ネビン監督代行もベンチでキョトン

【MLB】エンゼルス－アストロズ（7月14日・日本時間15日／アナハイム）

　エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場した試合で、エンゼルスの先発デトマーズがプレイボール直後から大乱調。アストロズに7球で無死満塁とされると、続くタッカーのレフト前ヒットであっさり1点を失った。この回さらにもう1失点。電光石火の2失点に、視聴者からは「昨日と違うチームみたい」「大谷しか勝たん」と呆れ半分のコメントが上がった。

【映像】エンゼルスが電光石火の2失点

　エンゼルスは若き左腕デトマーズが先発。デトマーズは今年5月にノーヒットノーランを達成しているが、それ以降7試合勝てていない。この日も、先頭のアルトゥーベの初球にいきなり死球を与えると、続くペーニャには四球。3番ブレグマンには初球をレフトに運ばれ、わずか7球で満塁のピンチを作ってしまった。4番タッカーにも2球目をレフト前ヒットにされて、1アウトも取れないまま1失点。その後ディアスの内野ゴロの間にも1点を失い、初回にいきなり2失点というゲームスタートとなってしまった。

　前日は大谷が6回1失点と好投し、打線もヒットがつながり7－1と快勝したエンゼルス。とはいえ、ここ12試合で3勝9敗のエンゼルスは、3勝すべてが大谷。大谷が毎登板でチームの連敗を止めている状況で、大谷でしか勝てないと言われている。この日も試合開始早々自滅に近い形で失点を重ねた展開に、ABEMAのコメント欄にも「初球のデッドボールでここまで崩れるか？」「もう負け試合の雰囲気出てる」など厳しい声が並ぶ。また、「昨日と違うチームみたい」「大谷がどんだけ異次元かわかる」「大谷偉大すぎる」と大谷の凄さを再認識したというコメントも多かった。

　あれよあれよという間の2失点に、エンゼルスのネビン監督代行はベンチでキョトンとした表情を見せるしかなかった。（ABEMA『SPORTSチャンネル』）