稲葉陽八段やや優位で夜戦へ 伊藤匠五段のタイムマネジメントにも注目/将棋・竜王戦決勝T 将棋稲葉陽 2022/07/15 18:03 拡大する 将棋の藤井聡太竜王(王位、叡王、王将、棋聖、19)への挑戦者を決める竜王戦決勝トーナメントは7月15日、稲葉陽八段(33)対伊藤匠五段(19)が対局中だ。角換わりの出だしから、伊藤五段が持ち時間を多く消費。稲葉八段がやや優位の局面で、夕食休憩に入った。【動画】関西の実力者VS若手ホープの注目の一戦 初対戦の両者。振り駒の結果、先手は伊藤五段に決まった。角換わりの出だしから、伊藤五段は消費時間をたっぷり投入。後手が王手金取りを狙う歩打ちの一手に、伊藤五段は2時間1分を費やした。一方、稲葉八段は50手目まで消費時間わずか1分で攻め立てた。夕食休憩の時点での持ち時間には、約1時間30分の差がついている。 続きを読む