将棋の藤井聡太竜王(王位、叡王、王将、棋聖、19)への挑戦者を決める竜王戦決勝トーナメントは7月15日、稲葉陽八段(33)対伊藤匠五段(19)が対局中だ。角換わりの出だしから、伊藤五段が持ち時間を多く消費。稲葉八段がやや優位の局面で、夕食休憩に入った。
初対戦の両者。振り駒の結果、先手は伊藤五段に決まった。角換わりの出だしから、伊藤五段は消費時間をたっぷり投入。後手が王手金取りを狙う歩打ちの一手に、伊藤五段は2時間1分を費やした。一方、稲葉八段は50手目まで消費時間わずか1分で攻め立てた。夕食休憩の時点での持ち時間には、約1時間30分の差がついている。
ABEMAの「SHOGI AI」の評価はわずかに稲葉八段に寄っているものの、両者が夜戦に向けてどのような構想を描いているか注目だ。持ち時間は各5時間。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
【夕食の注文】
稲葉陽八段 珍豚美人Cセット(ごはん、カップスープ)
伊藤匠五段 肉なんばうどん
【夕食休憩時の残り持ち時間】
▲伊藤匠五段 59分(消費4時間1分)
△稲葉陽八段 2時間22分(消費2時間38分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)