<大相撲七月場所>◇中日◇17日◇愛知・ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)
前頭六枚目・翔猿(追手風)が、前頭九枚目・琴恵光(佐渡ヶ嶽)を蹴返しで下した一番で、勝負が決まった瞬間、解説を務めていた元横綱・若乃花の花田虎上氏が「巧い!」と絶賛した。
立ち合い正面からぶつかっていった両者だったが、翔猿は相手と組むと隙を見たのか、右足で対戦力士の右足を内側から払う蹴返しを決めた。その瞬間、花田氏は「巧い!」と一言。それから「ちょっと琴恵光は見過ぎてしまいましたかね。上半身でどういう動きをしているのかを見過ぎて、足の動きがわからなかったのではないでしょうか」と敗因を分析していた。翔猿は6勝目、琴恵光は4敗目を喫した。
とはいえ、見事な蹴返しで相撲ファンを魅了した翔猿。「翔猿の蹴返し美し過ぎて声出た」「蹴返し。目にも留まらぬ。すげ〜」「翔猿は相撲の引き出しが多くていいねえ」「鮮やかすぎる」といった感想がネット上に寄せられていた。
(ABEMA/大相撲チャンネルより)
2025年11月場所 千秋楽
更新日時:2025/11/23 19:08
※ ○=勝ち、●=負け、□=不戦勝、■=不戦敗




