「今のプロレスリング・ノアのリング上、旬の過ぎたおっさんレスラーが伸び伸びとやって、未来はまったく見えねーだろ? ノアの未来を切り拓くために、俺が旬の過ぎた小島聡からGHCのベルトを命懸けで奪ってやるからな!」(拳王)
「51歳のプロレスラーが夢を見たらいけないのか!? ノアの現在は私。私が一生懸命戦っていれば、おのずとノアの未来は見えてくると信じて戦っている」(小島聡)
 6月12日のサイバーファイト・フェスティバルで潮崎豪を下してGHCヘビー級王者になった小島への拳王の挑戦は、前哨戦から意地を張り合ってバチバチ状態だった。試合後のバックステージでは拳王がスクワット、腕立て伏せをやって元気ぶりをアピールすれば、小島は「プロレスラーがやる腕立て伏せは、普通の腕立て伏せじゃない」と足を広げて背中を反らす新日本道場伝統のライオン・プッシュアップで反撃。そして毎回乱闘という具合。