<大相撲七月場所>◇十日目◇19日◇愛知・ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)
前頭十四枚目・剣翔(追手風)が前頭九枚目・琴恵光(佐渡ヶ嶽)を寄り切りで下した一番で、勝った剣翔が懸賞を取り忘れてしまい、大慌てで引き返す珍事が発生。館内からは笑いが起こり、「かわいいw」「初めて見た」と驚きの声が殺到する珍しい一幕があった。
立ち合い後すぐ右四つに組んだ剣翔は、胸を合わせて力強く前進。体格差を活かして相手に何もさせず、そのまま寄り切って5勝目となる勝ち星を挙げた。だがその直後、勝った剣翔は勝ち名乗りを受けると、懸賞を受け取る前に土俵を下りてしまい、指摘されて慌てて戻ると館内から大きな笑いが沸き起こった。敗れた琴恵光は5敗目を喫した。
令和四年一月場所以来、3場所ぶりに幕内へと返り咲いた剣翔。懸賞を受け取り忘れてしまうという珍事に、ABEMAで解説を務めた元前頭・大岩戸は「久々の幕内だからね」とポツリ。取組内容について大岩戸は「小さい相手に対しての相撲の取り方をよくわかっていますよね。胸を合わせれば剣翔ですから」と語った。
懸賞を受け取らずに土俵から下りてしまった剣翔の慌てた素振りに姿に笑いが起こった館内だったが、一転して拍手も。視聴者からは「かわいいw」「初めて見た」「懸賞忘れとかあるんかww」「お金に執着ないんかな」といった声が相次いで寄せられた。(ABEMA『大相撲チャンネル』)
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