館内に不自然な静寂 コロナ感染による休場続出で時間稼ぎの「お掃除タイム」が発生「清掃中です」「長いな」
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大相撲七月場所>◇十一日目◇20日◇愛知・ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)

 前頭十枚目・千代大龍(九重)と前頭十七枚目・錦富士(伊勢ヶ濱)の取組後、時間を稼ぐために念入りに土俵を掃除する珍しい場面が発生。視聴者から「清掃中です」「長いな」といった声が寄せられる一幕があった。

【映像】妙な静けさの中、淡々と続く掃除

 20日に佐渡ヶ嶽部屋と玉ノ井部屋で新型コロナウイルスの感染者が確認され、十一日目から幕内では前頭十一枚目・琴勝峰(佐渡ヶ嶽)、前頭九枚目・琴恵光(同)、前頭二枚目・琴ノ若(同)の3人の力士が休場することとなった。

 これによって中入り後の取組数が減って進行が早まり、千代大龍と錦富士の取組後、館内は不自然に静まり返り、土俵上では時間調整のために約3分間にわたって念入りに掃除をする珍しい場面が発生した。

 その光景を眺めてABEMAで実況を務めた舩山陽司アナウンサーが「土俵の整備が行われています」と淡々と説明すると、同じく解説を務めた元前頭・若ノ城は「けっこう乾燥するんですよ。なので土俵の砂がどんどん俵の方に行くので、中に入れて綺麗にならしていくんですね」と掃除について語った。

 約3分間にわたって土俵上で掃除が行われるシーンに、視聴者からも「清掃中です」「掃除タイム」「時間稼ぎのためにはむっちゃ大事」「長いな」といった声が相次いで寄せられた。

 なおこの日の取組で錦富士は千代大龍を寄り切りで下し、今場所勝ち越しとなる8勝目を挙げた。敗れた千代大龍は5敗目を喫した。
(ABEMA/大相撲チャンネルより)

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