将棋の藤井聡太王位(竜王、叡王、王将、棋聖、20)に豊島将之九段(32)にが挑戦する、お〜いお茶杯王位戦七番勝負第3局は7月20日、兵庫県神戸市の「中の坊瑞苑」で対局中だ。1日目に豊島九段が封じた手は、解説者が「変化球」と表した飛車寄りの一手。激しい中盤戦を互いに慎重に指し進めながら終盤戦に向かう。
じりじりとしたねじり合いの難解な中盤戦。対局再開時には先手の豊島九段が持ち時間を約1時間リードしていたものの、59手を考慮中に時間差が逆転した。ABEMAの「SHOGI AI」はわずかに後手の藤井王位にふれており、中継に出演した飯島栄治八段(42)は「後手が攻め勝ちを見込める手順が少なくとも2、3種類あるので(先手は)その先のかなり深くまで読む必要がある。本局で一番長い長考になるのでは。0コンマのわずかな差で勝負がついてしまうデリケートな局面」と解説した。
持ち時間は各8時間。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
【昼食の注文】
藤井聡太王位 カレーラーメン
豊島将之九段 うな重膳、お~いお茶(常温)
【昼食休憩時の残り持ち時間】
▲豊島将之九段 1時間59分(消費6時間1分)
△藤井聡太王位 2時間56分(消費5時間4分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)