藤井聡太王位VS豊島将之九段 解説棋士「デリケートな局面」激戦の終盤戦へ/将棋・王位戦七番勝負第3局 将棋藤井聡太,豊島将之 2022/07/21 12:35 拡大する 将棋の藤井聡太王位(竜王、叡王、王将、棋聖、20)に豊島将之九段(32)にが挑戦する、お〜いお茶杯王位戦七番勝負第3局は7月20日、兵庫県神戸市の「中の坊瑞苑」で対局中だ。1日目に豊島九段が封じた手は、解説者が「変化球」と表した飛車寄りの一手。激しい中盤戦を互いに慎重に指し進めながら終盤戦に向かう。【動画】藤井聡太王位VS豊島将之九段 注目の王位戦第3局 じりじりとしたねじり合いの難解な中盤戦。対局再開時には先手の豊島九段が持ち時間を約1時間リードしていたものの、59手を考慮中に時間差が逆転した。ABEMAの「SHOGI AI」はわずかに後手の藤井王位にふれており、中継に出演した飯島栄治八段(42)は「後手が攻め勝ちを見込める手順が少なくとも2、3種類あるので(先手は)その先のかなり深くまで読む必要がある。本局で一番長い長考になるのでは。0コンマのわずかな差で勝負がついてしまうデリケートな局面」と解説した。 続きを読む