＜大相撲七月場所＞◇十二日目◇21日◇愛知・ドルフィンズアリーナ（愛知県体育館）
前頭十五枚目・王鵬（大嶽）と前頭十枚目・明生（立浪）の一番で、気迫十分に頭からぶつかり合う激しい相撲を繰り広げた。館内は盛り上がり、視聴者からも「すごい音」「激しい！」といった声が相次いだ。
立ち合い正面からぶつかり合った両者。互いに突き放すように攻めると、繰り返し頭からぶつかり合い、「ゴツン、ゴツン」と重く鈍い音をなんども館内に響かせた。白熱した相撲に客席もざわめき、最後は前に出て張っていった明生が力強い攻めを見せ、捨て身の押し出しを決めて7勝目を挙げた。先に土俵を割った王鵬は5敗目となる黒星を喫した。
激しい一番に、ABEMAで解説を務めた元小結・旭道山も「両者いいですよ。何回もかましていますし、この気迫」と一言。続けて「王鵬さんがなりふり構わずもっと若い力を出し切ったらいいんですけど、やっぱり明生さんの気迫」と語ると、「お前には絶対に負けないぞ、かましも負けないぞ、という（明生の）手の出し方。これはもう、相撲というんじゃなくて、気迫で押していってますから」と説明した。
繰り返し頭をぶつけ合う白熱した一番に、視聴者からも「すごい音」「ごっつんこ」「激しい！」「素晴らしい相撲!!」「ぶつかり合い！」「こんなゴツゴツすることある？」と興奮気味の声が続々と寄せられた。
（ABEMA／大相撲チャンネルより）
