難読熟語だけじゃない!藤井聡太竜王、今っぽい言葉を使う「ワンチャンある気がする」に視聴者も反応「新鮮ね」「誰の影響や」/将棋・ABEMAトーナメント
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 「望外」「僥倖」「森林限界」。咄嗟に漢字変換できない難読熟語をコメントとして残してきた藤井聡太竜王(王位、叡王、王将、棋聖、20)の脳内にも、今っぽい言葉もしっかりインストールされていたようだ。将棋界の早指し団体戦「第5回ABEMAトーナメント」の予選Eリーグ第3試合、チーム藤井とエントリーチームの対戦が7月23日に放送された。先輩の対局を見守っている最中、苦戦気味から挽回のポイントを見つけた藤井竜王が「ワンチャンある気がするんですけどね」と発すると、ファンが即座に反応。「ワンチャン新鮮ね」「ワンチャン誰の影響や」と盛り上がった。

【動画】控室で今っぽい言葉を使った藤井聡太竜王

 日頃接している文章の影響か、それとも趣味か。藤井竜王はデビュー以来、毎局のように対局後にコメントを求められるが、その時に使う言葉が特徴的で、特に中学生でデビューした直後「望外」「僥倖」といった大人でも使い慣れない表現をしたことで話題になった。また最近でも、タイトルを次々と獲得としながらまだ道半ばという意味で、森林が形成できない境界線「森林限界」という言葉まで持ち出した。20歳にもなり人前に出ることへの慣れからか、イベントなどでも軽妙なトークで盛り上げる場面も増えている。

 将棋だけでなく言葉でも周囲を驚かせてきた藤井竜王だからこそ、今っぽい言葉を使うことにギャップが出る。藤井猛九段(51)が冨田誠也四段(26)と対局中、押され気味ではありながら、挽回の筋が見えるところがあった。すると藤井竜王は「ワンチャン、ある気がするんですけど」とポツリ。「ワンチャン」は、「ワンチャンス=1回のチャンス」から来た言葉で、「もしかしたら」「このチャンスをものにすれば」といった意味合いで使われている。若者を中心に広く使われるようになっており、この試合でも度々他の棋士が使っていたが、やはり藤井竜王が使うとなると注目度がまるで変わっている。

 ほんの一瞬の出来事ではあったが、ファンからは次々と「ワンチャン発言」へのコメントが殺到。「ワンチャンとか言うんだ」「聡太ワンチャンw」と、反響が止まらなかった。

◆第5回ABEMAトーナメント 第1、2回は個人戦、第3回からは3人1組の団体戦として開催。ドラフト会議で14人のリーダー棋士が2人ずつ指名。残り1チームは、指名を漏れた棋士がトーナメントを実施、上位3人がチームとなり全15チームで戦う。対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで行われる。チームの対戦は予選リーグ、本戦トーナメント通じて5本先取の9本勝負。予選は3チームずつ5リーグに分かれて実施。上位2チーム、計10チームが本戦トーナメントに進む。優勝賞金は1000万円。
ABEMA/将棋チャンネルより)

【動画】敗因を振り返る藤井聡太竜王
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【動画】本戦出場する10チームが決定
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