将棋の王座戦挑戦者決定戦が7月25日に行われ、豊島将之九段(32)と大橋貴洸六段(29)が対局中だ。夕食休憩時点での局面は豊島九段が優位に立ち、大橋六段にとっては苦しい時間が続いている。永瀬拓矢王座(29)への挑戦権を獲得するのはどちらか。大きな注目が集まっている。
8期ぶり2度目の挑戦を目指す豊島九段か、タイトル初挑戦を目指す大橋六段か。力戦相居飛車の出だしから、大橋六段が金を上がる工夫を見せるなど研究を思わせる積極的な序盤戦を展開した。しかし、豊島九段は駒得と陣形の堅さを主張にペースを掴むと、大橋六段は1時間44分の大長考を経て、飛車にひもをつける香車を上がる一手を選択。夕食休憩時点でABEMAの「SHOGI AI」は豊島九段に傾いているが、最終盤では両者がどのような勝負を繰り広げるか、いよいよ目が離せない。
持ち時間は各5時間。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
【夕食の注文】
豊島将之九段 卵とじそば
大橋貴洸六段 なべ焼うどん
【夕食休憩時の残り持ち時間】
豊島将之九段 57分(消費4時間3分)
大橋貴洸六段 45分(消費4時間15分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)